毎日の健康習慣に役立つコラムや唐津市のお得な情報をお届けします!

今回は、認知症患者数が減少しているアメリカの現状と、ビタミンBの1種である「葉酸」の働きについてご紹介します。
被災地の深刻な栄養不足に学ぶ災害食の必要性
近年、九州地方では大雨などの自然災害が増えています。豪雨や地震などの災害では、多くの方が避難生活を余儀なくされます。これらの経験から、水や乾パンなど、保存性の高い「非常食」だけでなく、災害時でも普段に近い食生活を送るための「災害食」の備蓄が注目されています。
「非常食」は炭水化物中心になり、栄養バランスが崩れることが懸念されます。特に深刻なのが、ビタミンなど、健康の基本となる栄養素の不足です。被災地では、ビタミンを含む野菜類が不足しやすいため、不眠や疲れのほか、便秘、口内炎などの健康トラブルがしばしば問題になります。水分が多く傷みやすい野菜類の備蓄は容易ではないため、被災時でも必要な栄養を補えるよう、「災害食」としてサプリメントや健康食品を備蓄しておくことがおすすめです。
実際に、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震では、厚生労働省から自治体に向けてビタミンの摂取不足に関する情報共有があり、熊本地震では政府によるプッシュ型支援として栄養補助食品が届けられました。
「災害食」に適しているのは、ビタミン、ミネラルなど、健康を維持するために必要な成分を効率よくとれるサプリメントです。そのほか、水で溶くだけでつくれる青汁などの健康食品や、被災時に低下しがちな免疫力をサポートするサプリメントもよいでしょう。
“ローリングストック法”で、災害食の鮮度と量を常にキープ
新しい備蓄の方法として推奨されているのが、ローリングストック法。これは、「災害食を少し多めに買って備蓄し、日常生活で消費しながら、使った分を新しく買い足していく」という方法です。消費と購入のサイクルを繰り返すことで、備蓄品の量を一定に保つことができ、いざという時に賞味期限切れで食べられないなどの事態を避けることができます。
ローリングストック法は、サプリメントだけでなく、カセットボンベや乾電池などの生活用品の備蓄にも応用できます。被災時でもなるべく日常に近い生活を送れるよう、備蓄品の内容や管理方法を見直しましょう。
唐津市×DHC
唐津市とDHCは、防災に関する事項を含めた包括連携協定を締結しています。災害時における栄養補助食品やサプリメントの物資支援など、地域の皆様の健康サポートを行います。
各家庭での備えとして、からつウェルポの景品として取り扱っている「マルチビタミン」や「マルチミネラル」などのサプリメントも、ぜひご活用ください。