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血管は健康のバロメーター。弾力があってしなやかな血管の中をサラサラの血液がスムーズに流れるのが理想です。その血液をドロドロさせ、血管を詰まらせる原因となるのが塩分、糖分、脂質の摂りすぎです。 
血液サラサラを助ける食材の頭文字を組み合わせて、「オサカナスキヤネ」。この8つの食材をぜひ毎日の食卓に取り入れましょう。自然とバランスの良い食事になり、健康づくりにつながります。
[オ] お茶  
 お茶に含まれるカテキンは強い抗酸化作用があり、血糖値上昇を抑え、
  血中のLDL(悪玉)コレステロール増加を防ぐ働きがあります。
  インフルエンザなど感染症予防にも役立ちます。
[サ] 魚  
 青魚にはDHA、EPAが多く含まれ、DHA、EPAには中性脂肪やコレステロールを減らす
  働きがあります。魚を焼くなどして熱を加えるとDHA、EPAは流れ出てしまうため、
  お刺身など生で食べるとより効果的です。
[カ] 海藻  
 カルシウム、マグネシウム、ヨウ素などミネラルの他、ビタミン類、食物繊維がたっぷり。
  この水溶性食物繊維には中性脂肪を吸着して排出する働きや血糖値の上昇を防ぐ作用があります。しかも低カロリー。
[ナ] 納豆  
 サポニン、納豆菌、ナットウキナーゼ酵素などを含有。サポニンは血栓の原因となる過酸化脂質の生成を抑制。
  ナットウキナーゼは血栓を溶かしやすくする働きがあり、動脈硬化などを防ぎます。納豆菌は腸内環境を整えます。
[ス] 酢  
 酢酸やクエン酸が赤血球の膜を柔軟にし、血流をよくするほか、ブドウ糖の燃焼を促進して肥満を防ぐ効果も。
  疲労回復にも役立ちます。クエン酸が豊富な梅干しもオススメです。
[キ] きのこ  
 食物繊維が豊富なきのこ類は、コレステロールを下げ、高血圧を予防します。
  うまみ成分グアニル酸も血液サラサラをサポートします。
[ヤ] 野菜  
 食物繊維やビタミン、ミネラルが血管のつまりを防ぎます。
  野菜によって栄養素が異なるため、色々組み合わせて取りましょう。
  食事の際に、野菜を先に食べる「ベジファースト」が食後の血糖値上昇を抑えます。
[ネ] ネギ類  
 長ネギや玉ねぎ、にんにくなど独特のニオイの元となるアリシンが血液をサラサラにして
  動脈硬化を予防。糖尿病など生活習慣病を改善します。
  疲労回復や免疫力アップなど嬉しい効果も期待できます。
出典:「みんな、げんき?」2024年8月号他

























