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2024年8月27日
9月も注意!紫外線・高温・熱中症も白内障リスクに
年々、夏の暑さが増しています。今年も7月〜9月の気温は平年より高く、観測史上最も熱くなった昨年を上回る勢いです。猛暑による熱中症を警戒するのはもちろんですが、目も無防備ではいられません。
多量の紫外線を浴びると目が充血し痛くなることがあります。これは目の日焼けで急性の場合は一晩程度で解消されます。しかし多量の紫外線や高い気温にさらされ続けると、白内障の危険が高まります。白内障の多くは中年以降が多いものの、「小児期に目に紫外線を浴びるほど成人後の発症リスクが高くなる」(金沢医科大学佐々木教授)と指摘されています。
茨城県の年間日照時間は2021年2263.1時間で47都道府県で第3位、2022年は2159.1時間で18位と年度によって変動があるものの、日照時間は上位県です。
紫外線から目を保護するには、帽子が20〜77%有効、サングラスで50〜98%、帽子とサングラスを併用すると95〜99%対策ができるといわれています。UVカット機能のあるコンタクトレンズも効果的です。
紫外線を浴びる事自体は、骨の成長や免疫力を高めるビタミンDを合成するメリットもありますので、恐れ過ぎず、帽子やサングラスなどを使い対策していきたいですね。