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2024年1月30日
1日1分、かかと落としで「若返り物質」を増やそう!
骨から分泌されるオステオカルシンなどの、いわゆる「骨ホルモン」が、脳や肝臓、すい臓、腎臓など様々な臓器を活性化することが分かってきました。逆に「骨ホルモン」が少ない人は、糖尿病や動脈硬化など引き起こす危険性があります。
オステオカルシンなど骨代謝に関係するホルモンは、骨から溶け出し全身に送られ、記憶力、筋力、精力などをアップする若返り物質として働きますが、運動や重力などで骨に力を加えるとオステオカルシンの分泌が活発になることが岡山大学から発表されています。この発表は運動によって若さが保てる可能性を示唆するものです。 骨を刺激する運動としてオススメは「かかと落とし」です。かかとから頭まで一直線になるよう、ゆっくり大きく伸びあがり、かかとをストンと落とすことで骨全体に刺激を与えることができます。「かかと落とし」は一日30回(約1分)行いますが、一度でなくても空き時間を利用して一日の合計が30回になればよい手軽な方法です。また、ウォーキングや階段上りの際にも「かかとから着地」を意識すると、かかとへの刺激につながります。毎日のちょっとした工夫や骨を意識することで若々しさを保ちましょう。
※参考:岡山大学“骨が作る若返り物質”が運動で増える?!