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最近話題の「認知症」。認知症に効果が期待されている成分は多数ありますが、自分に必要な成分がわからない人も多いのでは?そんな方にも分かりやすいように、タイプ別におすすめ成分をご紹介します。
認知症とは、正常にはたらいていた脳の機能が低下し、記憶や思考などの能力が低下していく障害です。
認知症にはいくつかの種類があり、一番多いとされているのが「アルツハイマー型認知症」で、脳の一部が萎縮することで起きます。
脳梗塞や脳出血などから起こる「脳血管型認知症(血管性認知症)」は、全体的な記憶障害ではなく、一部の記憶は保たれている「まだら認知症」が見られることが特徴で、アルツハイマー型に合併して発症する場合もあります。
そんな認知症に効果があるとされる、おすすめの5つの成分をご紹介します。
アルツハイマー型なら「プラズマローゲン」
「プラズマローゲン」とは、人間の脳内にも存在するリン脂質の一種。「アルツハイマー型認知症」の原因の1つではないかといわれる「アミロイドβ」の蓄積を防ぐ効果があります。この「アミロイドβ」は40代後半から急激に増加し、脳に蓄積されると神経細胞を死滅させてしまいます。
40代から予防したい方、アルツハイマー型認知症が心配の方におすすめです。
物忘れなどの軽度認知障害予防には「PQQ(ピロロキノリンキノン)」
「PQQ」は、母乳など人間の体内にもともと含まれている「ピロロキノリンキノン」という補酵素の一種。脳神経の活性化や神経の保護、細胞を老化から守る抗酸化作用が期待されています。
PQQを継続的に摂取することで、短期的な記憶や単語の記憶、注意力などが向上するので、老化による物忘れなどを改善したい時におすすめです。
参照:物忘れが気になるあなた、新成分PQQ(ピロロキノリンキノン)はご存知ですか?
高血圧、血中コレステロール値が高い方には「葉酸」
血液中の悪玉コレステロールなどが原因で血管が詰まりやすくなる「動脈硬化」。血中にホモシステインという物質が蓄積されると脳機能の障害などを引き起こし、認知症のリスクが高まります。
「葉酸」はホモシステインからメチオニンへの代謝を促進し、血中の蓄積を阻害。認知症の危険因子を減らす効果があるとされています。
動脈硬化は、喫煙・コレステロール・高血圧・肥満・運動不足などによって発症しやすくなります。生活習慣に不安がある方におすすめです。
参照:日本人は不足しやすい!? 葉酸を摂って認知症を予防しよう!
血液検査に不安があるなら「オメガ3系脂肪酸(DHA・EPA)」も
オメガ3系脂肪酸の一種である「DHA」「EPA」。DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサぺンタエン酸)は血液をサラサラにし、血管を丈夫にする作用があります。
「脳血管型認知症(血管性認知症)」によいとされ、特にDHAは血液脳関門を突破できる脂肪酸であることから、脳によい成分として「認知症」への効果について様々な研究がされています。
血液中のコレステロール値などが気になる方におすすめです。
アルツハイマー型と脳血管型の両方が心配なら「イチョウ葉エキス」
「アルツハイマー型」「脳血管型(血管性認知症)」双方のタイプに共通して効果があるといわれるのが「イチョウ葉エキス」です。その名の通り、イチョウの葉から抽出される成分。
認知症対策の機能性成分と して、欧米を中心に研究が進められており、認知症の予防や症状の改善といったはたらきが示されています。認知症を発症する前に、予防として摂っておきたい成分のひとつてす。
物忘れは認知症のサインかも?気になったら専門医へ
高齢社会の日本。増え続ける認知症は問題となっています。もし同年代の人と比べて物忘れがひどいと感じたら、念のために専門医を受診するようにしましょう。
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- 引用元:オリーブチャンネル