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ドロドロ血液は、動脈硬化につながります。改善する為にはバランスのよい食事が基本ですが、必要に応じてサプリメントもおすすめ。血糖値をコントロールするためには、グアーガム分解物。中性脂肪には、ドコサヘキサエン酸(DHA)があげられます。
休みなく体中をめぐり、全身の細胞に酸素や栄養を届けている"血液"。その状態は、私たちの健康を大きく左右します。流れる血液がドロドロになってしまわないように、日頃から何を心がけるべきなのか、一緒に考えてみませんか。
血液と血管は健康のバロメーター
血液は液体成分である血しょうと、赤血球や白血球、血小板といった細胞成分から構成されています。
血液が流れる人間の血管には、心臓から出る血液を体中に送る動脈と、心臓へ戻す静脈、そして、それぞれの末端をつなぐ毛細血管があります。
血管はとても細く、たとえば毛細血管の内径は、髪の毛よりもずっと細い構造。この狭い通路を赤血球や白血球は身をよじるようにして通り抜けているのです。
ところが、食生活の偏りなどで、血中のコレステロールや中性脂肪、糖などが多くなりすぎると、赤血球や白血球の変形能が低下。自由に身をよじれない状態となり、狭い血管の中をスムーズに進めなくなります。これがいわゆるドロドロ血液と呼ばれる状態。
さらにドロドロになった血液がよどんだところでは、白血球同士がくっついたり、血小板が凝集するなど、血液の流れがどんどん悪くなる悪循環が生まれます。
血液と血管の両方が悪くなって起こる動脈硬化
日本人の死因の統計*を見ると、1位の「がん」に次ぐ死因第2位は、「心臓病」(心筋梗塞や狭心症)。そして4位は「脳卒中」(脳梗塞や脳出血など)です。心臓病も脳卒中もどちらも「動脈硬化」によって引き起こされる病気ですが、この二つをあわせると、その数はがんに迫るほどです。
動脈硬化は血液と血管の両方の状態が悪くなって起こります。つまり、病気を遠ざけて健康で長生きをするには、血液と血管をイキイキと元気に保つことが大切です。
原因1:摂りすぎた糖質が血管を弱らせる
糖質を過剰に摂取し続けると、血糖値のコントロールができなくなります。とりすぎて処理が追いつかなくなった糖質は、体内のたんぱく質と結びついてAGEsという物質になり、血管を傷つけたり、血中のLDL(悪玉コレステロール)を酸化させたりもして、動脈硬化を進行させます。
食後の血糖値が気になる方におすすめなのは、「グアーガム分解物」です。
グアーガム分解物とは、インドやパキスタン地方で栽培されているえんどう豆の一種、"グアー豆"からつくった天然の水溶性食物繊維。食後血糖のピーク値を抑えるのに役立ちます。
原因2:悪玉コレステロールを増やす中性脂肪
血中に中性脂肪が増えすぎると、LDLが増え、HDL(善玉コレステロール)が減りやすいこともわかっています。これを脂質異常症といい、動脈硬化のリスクが高まります。
脂質や糖質の多い高カロリー食を普段からよくとっている人は、血中の中性脂肪が多くなりがちです。中性脂肪の増加を放っておくと、肥満を進め、動脈硬化のリスクを高めることに。
サバや青魚の脂には、スムーズな流れをサポートするとされるDHAやEPAなどのオメガ3系脂肪酸が特に多く含まれます。
肉類や炭水化物などを控えめにして、魚や大豆、海藻、野菜などを多めに摂るように心がけましょう。
恐ろしい動脈硬化にならないために、ドロドロ血液を改善しよう
様々な病気の要因になる動脈硬化は、死にも繋がってしまう恐れがあります。血液と血管の状態を健康に保つ為に、日頃の食生活を見直してみるとよいでしょう。
不足しがちな成分は、サプリメントで手軽に取り入れることができます。毎日をいきいきと過ごす為に血液と血管を健康に保ちましょう。
【監修】DHC健康食品相談室
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引用元:オリーブチャンネル