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2021年5月25日
初夏の「うっかり日焼け」に要注意!緊急&アフターケア方法

帰宅後、想定外に赤くなった肌に気がついてアタフタ...なんてこと、ありませんか? この"うっかり日焼け"をどうケアするかで、肌に残るダメージは変わります。"うっかり"を後悔しないための対処法、教えます。

初夏の「うっかり日焼け」に要注意!緊急&アフターケア方法メインイメージ

index

  1. <緊急ケア>帰宅後すぐに、必ずやるべき2つのこと
  2. <アフターケア>美白ケアは、72時間以内に始めるべし!
  3. 【"うっかり日焼け"消去法1】美白化粧品で「チロシナーゼ」を抑え込む
  4. 【"うっかり日焼け"消去法2】食事やサプリで内側からもシミ予防!
  5. 【まとめ】"うっかり日焼け"ケアで大切なのは<初動>!

「まだ夏本番じゃないし、ちょっとした外出なら、そんなに気にしなくても大丈夫でしょ」と思っている、そこのあなた!初夏の(5月〜6月にかけて)の時期は、紫外線が急激に増えてきます。

この時期に、

日やけ止めを塗らずにゴミ捨てに出たら、ご近所さんと話し込んでしまった...。
サンダルで出かけたけど、足の甲に日やけ止めを塗り忘れていた!
襟口が広い服なのに、首回りに日やけ止めを塗ってない!

なんて油断をしていたら、"うっかり日焼け"の原因に。

日やけ止めを塗っていたとしても、思った以上に日光を浴びていたり、汗などで日やけ止めが流れたり、塗り直せなかったり...。気がつけば日焼けしていた...ということは、実はよくある話です。

今回は、"うっかり日焼け"をしてしまった時のダメージを最小限に抑え、なかったことにしてしまう緊急ケア&アフターケアをご紹介します。

<緊急ケア> 帰宅後すぐに、必ずやるべき2つのこと


料理中などに火傷をしたら、すぐに冷やしますよね?
"うっかり日焼け"も、肌が軽い火傷をした状態です。赤くなったり、ヒリヒリしたり、熱をもっていたりする部分のケアは、帰宅後、できるだけ早くケアをしましょう。

やるべきケアのポイントはコレ。

1.冷やす

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とにかくしっかりと冷やして、クールダウンしましょう。まずは、赤みやヒリつきなどの炎症を抑えることが大切です。"うっかり日焼け"の場所によって、やりやすい方法をチョイスして、火照りが落ち着くまで冷やし続けましょう。

<方法1> 冷たいシャワーをそっとかけ続ける
シャワーは水圧が強すぎると肌に負担をかけるので、水圧を感じないくらいに調整しましょう。

<方法2> 冷蔵庫で冷やした濡れタオルを当てる
濡れタオルが冷たくなくなったら、冷たいものに交換。タオル2枚体制で繰り返し冷やし続けましょう。

<方法3> タオルで包んだ氷や保冷剤を当てる
氷や保冷剤も直接当てるのは凍傷の危険性があるのでNGです。必ずタオルで包みましょう。

2.保湿

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日焼けした肌は、肌本来が持っているうるおい機能が弱くなっています。冷やして赤みやヒリつきが落ち着いたら、しっかりと保湿ケアをしましょう。ダメージレベルによって、保湿アイテム使い分けると◎。

<レベル1> 冷やしたら、赤み・ヒリつきが気にならなくなった
いつもの化粧水や乳液・クリーム、または、美白効果のあるアイテムを使って、しっかりと保湿を。

<レベル2> 冷やしても、ヒリつきが気になる...
日焼けのダメージで肌が敏感になっている状態です。敏感肌用のスキンケアアイテムや、セラミド化粧品などがおすすめ。肌の状態を見ながら、いつものスキンケアや美白化粧品に切り替えていきましょう。

<レベル3> 水ぶくれや痛みがある
スキンケアだけに頼らず、できるだけ早く皮膚科を受診しましょう。自己流のケアは、トラブルや色素沈着などの原因になることも...。

"うっかり日焼け"の程度を考慮しながら、しっかりと保湿ケアをしましょう。
<レベル1〜2>なら、帰宅後、翌朝、翌日...と時間が経つほど落ち着いていくはずなので、肌状態と相談しながら美白ケアの比重を上げていくとよいでしょう。

<アフターケア> 美白ケアは、72時間以内に始めるべし!

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紫外線を浴びてから、シミのもとメラニンができるまでには、下の図のように、肌の中でいくつかの段階が踏まれます。最終的にシミやくすみの原因となる黒いメラニン"ユーメラニン"になるまでには、約72時間(約3日)ほどかかるといわれています。

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つまり、この約3日間の間にメラニンになる過程をブロックしてしまえば、シミやくすみの原因となる黒いメラニンは作られず、白肌を守れるということ!

それでは、次から、"うっかり日焼け"をなかったことにする、メラニン生成ブロック方法をご紹介しましょう。

【"うっかり日焼け"消去法1】 美白化粧品で「チロシナーゼ」を抑え込む

黒いメラニンができるのは、もともとは黒くない"チロシン"を「チロシナーゼ」がメラニン色素に変換させてしまうから。だったら、この「チロシナーゼ」のはたらきをブロックしちゃいましょう!

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その方法のひとつが、「チロシナーゼ」などの、シミの生成を促すはたらきのあるものを抑制するとして厚生労働省が認可している美白成分を含んだ薬用美白化粧品を使うこと。「アルブチン」「コウジ酸」「エラグ酸」「ビタミンC誘導体」「プラセンタエキス」「トラネキサム酸」などが配合されているものをチョイスしましょう。

【"うっかり日焼け"消去法2】 食事やサプリで内側からもシミ予防!

"うっかり日焼け"をなかったことにするには、内側からのサポートも必須!

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シミ予防によいとされるのは、ビタミンCが豊富な柑橘類やブロッコリー、ビタミンEが豊富なアボカドやナッツなど。ただ、柑橘類のなかには、紫外線に当たるとシミができやすくなってしまう光毒という作用をもつ成分を含むものをあるので、夜に食べるのがよいでしょう。

食材を選んで買っておくのが面倒...という人は、サプリメントがおすすめ!
ビタミンC」や「システイン」、「プラセンタ」といった、メラニンの生成を抑えたり、できてしまったシミを薄くする効果が期待できる成分配合の美白サプリを選びましょう。

【まとめ】 "うっかり日焼け"ケアで大切なのは<初動>!

"うっかり日焼け"は、その日から3日以内にどんなケアをするかが、白肌を守れるか、その後にシミやくすみとなって後悔するかの分かれ道となります。

とはいえ、焦るあまりに、ヒリヒリがおさまらない肌に美白化粧品を使うのはNGです。刺激から色素沈着につながることもあるので、しっかりと冷やして、刺激を感じないアイテムでしっかり保湿をするのが、とても大切な第一歩。肌コンディションと向き合って、3日以内に美白化粧品に切り替えるのが理想的です。ですが、1〜2日経ってもおさまらない時は、無理をせず皮膚科を受診しましょう。

そもそもそんなにひどい日焼けならないように、事前のUVケアが大切です。

スキンケアは、肌状態と相談しながら進めなければいけませんが、内側からのケアは、すぐに取り入れられます。肌状態がなかなか落ち着かない時も、インナーケアは忘れずに取り入れましょう。

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