歩く（適度な運動）を毎日の習慣に！

「健康寿命をのばしましょう」をスローガンに厚生労働省が進めるスマート・ライフ・プロジェクトでは、「毎日10分の運動をプラス」と提案しています。平均的な歩数で1000歩、いつもより10分程度多く歩くことがおすすめです。

カラダづくりに大切なたんぱく質とHMB

たんぱく質は筋肉や臓器などカラダを構成する要素に重要な栄養成分です。特にシニアの筋力低下予防、低栄養予防のためには意識的に摂ることが大切です。2020年版の「日本人の食事摂取基準」では65歳以上のシニアが1日に摂取するたんぱく質の目標量の引き上げが検討されています。

たんぱく質は三大栄養素のひとつで筋肉や内臓、皮膚、毛髪などカラダを構成する要素として重要な成分です。20種類のアミノ酸からできており、ホルモンや酵素、抗体などカラダのコンディションを調節する機能成分でもあり、生命維持に必要不可欠な栄養素です。特にシニアの筋力低下予防、低栄養予防のためにはたんぱく質の含有量の多い良質な食品を意識的に摂ることが大切です。

必須アミノ酸 BCAAの中で筋肉のエネルギー代謝や合成などに深く関わっているロイシンから生成された代謝物質。通常の食事量からは体内生成できるのはごくわずかと言われており、積極的な補給がおすすめです。近年、HMB摂取による筋肉量維持効果に関する研究が行われています。

その他、カラダづくりに大切な栄養成分

丈夫なカラダをつくるために欠かせないビタミンの一種。はね返す力や健康値のキープにも役立ちます。日光に当たると体内で産生されますが、加齢によって産生量が減少するため、積極的な補給がおすすめです。