Q&A

Q1「健康寿命」とはなんですか?

A1「健康寿命」とは寝たきりや要介護状態など、日常生活が制限されることなく、自立して生活できる期間のことです。

Q2「健康寿命」を伸ばすことはなぜ大切なのですか?

A2「健康寿命」を伸ばして平均寿命との差を縮めることで、高齢になっても自分のことは自分でできる自立した生活を送ることができ、健康的でQOL(生活の質)の高い人生を過ごせるようになるからです。

Q3健康寿命を延伸するために重要なことはなんですか?

A3たんぱく質をはじめとした適切な栄養をバランスよく摂り、ウォーキングなどの適度な運動、そしてボランティア活動などに参加するという、「栄養」「身体活動」「社会参加」の3本柱が健康寿命の延伸につながると言われています。

Q4「サルコペニア」「フレイル」とはなんですか?

A4「サルコペニア」とは加齢や疾患で筋肉量が減少することで、転倒やふらつきの原因となります。「フレイル」は加齢により心身が老い衰えた状態を言います。サルコペニアからフレイルとなり、寝たきりや要介護状態になる可能性があります。

Q5「フレイル」を改善することは可能ですか?

A5「フレイル」は可逆性があるので、改善が期待できます。適切な栄養補給、適度な運動などの介入支援で、健康な状態に戻すことが可能です。

Q6加齢により筋肉量は減るのですか?

A6骨格筋指数(筋肉の比率)は加齢とともに減少します。80代は60代と比べ、女性は8.9%、男性は16.6%も減少してしまい、身体能力の低下にもつながっていきます。

*骨格筋は筋肉のひとつで、骨格に沿って分布しているもの。一般に筋肉と呼ばれている。骨格筋指数は四肢除脂肪量(ALM)(kg)/(身長(m))2より算出。

Q7筋肉量をチェックすることはできますか?

A7簡易なチェック方法としては、ふくらはぎの太さを測る方法があります。両手の人差し指と親指で輪っかを作り、自分のふくらはぎを囲んで、囲めないほどふくらはぎが太ければ筋肉量の減少の可能性は低く、逆に隙間ができるほど細い場合は筋肉量が減少しており、サルコペニアの可能性が高くなります。

Q8「歩活」とはなんですか?

A8DHCが健康寿命延伸のサポートに向け提唱する、新しい習慣のことです。

健康寿命のために運動+賢い栄養補給 歩活でずっと元気に自分らしく
Q9「歩活」の内容を教えてください。

A9「歩活」は「適度な運動」と「賢い栄養補給」の2つを提唱しています。いつもより多く歩くなど適度な運動を毎日続けること、そして、カラダを構成する筋肉や内臓などの材料となるたんぱく質をはじめ、適切な栄養をバランスよく摂ることが、シニアがずっと元気に自分らしく自立した生活を送るために必要なことだと考えています。

Q10シニアがたんぱく質を摂ることは大切ですか?

A10たんぱく質はシニアの筋力低下予防や低栄養予防のために、意識的に摂ることが大切です。また、筋肉のエネルギー代謝や合成などに深く関わっているロイシンから生成された代謝物質「HMB」も重要で、通常の食事量からは体内で生成される量が少ないため、健康食品やサプリメントなどから直接摂取するのが効率的です。

健康寿命延伸のサポートに向けた答えとなる新習慣 歩活でずっと元気に自分らしく