●肉詰め材料
・マッシュルーム(大ぶりなもの)
6個(約120g) …補腎(腎の機能を向上させる)
・鶏ひき肉 100g …益精(腎精を増やす)
・薄力粉 小さじ1
・塩 小さじ1/4
・コショウ 少々
●むき海老 6尾(約80g) …補腎・補陽(腎の中の陽気を増やし、温める)
●ブロッコリー 100g …補腎・補五臓(腎を含む全ての臓の働きを補う)
●ニンニク 2かけ
●鷹の爪 1/2〜1本(お好みの辛さで)…散寒(身体を温め、寒邪を散らす)
●ヌニェス・デ・プラド
エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1/2と150t…生津(身体に滋養を与え、 臓の円滑な働きを助ける)
※オリーブオイルの量は鍋の大きさに合わせて調節してください。
●白ワイン 30t
●塩 小さじ1/2
【作り方】
【お料理ポイント】
☆肉を詰める際に、しっかりと押し込んで詰めると肉がマッシュルームから離れません。
☆最初に肉詰めを焼き、ゆっくりと煮込んでいく事で肉汁が閉じ込められジューシーな仕上がりになります。
冬は"寒邪(かんじゃ)"という邪気(身体の不調の原因)が盛んになります。この"寒邪"が身体の表面に付くと、身体が冷えて寒さを感じます。"寒邪"が更に身体の奥深くまで入り込むと内臓が冷えて機能が低下し、不調を招きます。冬は内臓を温める補陽類の食材(下記参照)を食事に取り入れると良いでしょう。
五臓(肝・心・脾・肺・腎)の中でも特に冷えに弱く、冬にダメージを受けやすいのが今回取り上げる"腎"。
"腎"は気力を作り出し、身体の成長と発育の源となる腎精を貯える臓です。性ホルモンの分泌も担うので肌のターンオーバーや、白髪等のアンチエイジングに深く関わってくる臓といえるでしょう。
"腎"を弱らせてしまうと気力が無くなって塞ぎ込んでしまったり、性ホルモンの減少から肌や髪の老化を進めてしまうこともあります。
冬の邪気"寒邪"を散らし、"腎"を温める。そして、"気力"と"腎精"をたくさん貯えられるよう"腎"の機能を向上させる食材を使った薬膳レシピです。
☆補陽類の食材にはエビ、羊肉、ニラ、ネギ、栗、クルミ等があります。 ☆オリーブオイルは全身に滋養と潤いを与え、便秘や肌の乾燥も緩和しますので、女性に積極的に摂ってほしい食材です。平熱性の食材なので身体に負担が無く、毎日でも食卓に取り入れられる食材です。