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2023年5月25日
週1回8000歩、「20分早歩き」で10年後の死亡リスクが軽減!
「健康のために1日1万歩、歩くとよい」とよく耳にしますが、実際に毎日歩くのは難しいもの。しかし、週1〜2回、1日8000歩以上のウォーキングを行うだけでも10年後の死亡リスクが大幅低下するという統計解析結果が報告されました。
京都大学大学院などの研究グループが、米国の国民健康栄養調査データ(20歳以上の男女3101人)を用いて、1週間の間に8000歩以上歩く日数と死亡率を解析しました。
その結果、週に1〜2日、8000歩以上歩く人と8000歩以下の人と比べたところ、10年後の死亡リスクは14.6%低く、毎日8000歩を歩く人と変わらないことが証明されました。平日なかなか歩く機会がなくても、週末ウォーキングだけで寿命が延びるなら、週末のお楽しみにしたいところです。20分早歩きで行けるコースを見つけて楽しく継続しましょう。
普段8000歩も歩いたことがない方は、膝や腰に急激な負担にならないように少しずつ歩数を増やしていきましょう。