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2025年6月26日
歯の痛み、どのくらいの頻度で虫歯リスク?
6月4日は「虫歯予防デー」でしたね。歯と健康の関係は密接で、歯の少ない人は生活習慣病予防に不可欠なカロチン、ビタミンC、食物繊維の摂取量が減り、逆に炭水化物の摂取量が増えると報告されています。
また、日本歯内療法学会では直近3ヶ月で歯の痛みを感じたことがある20〜60代の800名を対象に「歯の痛みの放置」に関するアンケート調査を実施しました。その結果、痛みの強さや頻度に関わらず、断続的に痛みを感じている人には「虫歯リスク」があることが推察されました。
主な結果
・痛みの頻度 いつも痛む人(1〜3日に1回程度)25.9%、
ときどき痛む人(1から2、3週ごとに1回程度)32.1%、
まれに痛む人(1〜3ヶ月に1回程度)42.0%※違和感程度で特定の場所
・痛みを感じた後に歯科受診した人は、全体の4割程度
・歯科検診で「虫歯」と診断された割合
いつも痛む人33.0%、ときどき痛む人31.0%、まれに痛む人43.1%
・歯科検診未受診者で半年以上痛みを放置した割合
いつも痛む人43.4%、まれに痛む人56.8%
まれに痛む人でも4割以上の人が虫歯と診断されました。
歯に痛みを生じるケースは虫歯以外に?知覚過敏、?歯肉炎・歯周病、?ストレス、?親知らず、?かみ合わせやかむ力の異常、?歯のヒビ割れなどがありますが、虫歯の場合は、冷たい物・甘い物だけでなく、熱いものを食べたり飲んだりした際に数秒痛みを感じた場合は歯髄近くまで虫歯が進んでいることが多いそう。熱い物がしみた場合は虫歯を疑い歯科受診をしましょう。