『農家の孫まっち』代表、黒田 茉佑さん
“ネットが使えない農家のおじいさん、おばあさんの代わりに野菜の魅力を伝えたい”。農家との取引、飲食店の営業、通販サイトの運営まですべてひとりで行う黒田茉佑さん。TikTokではトレードマークのオーバーオールで、淡路島で収穫した玉ねぎ、レタスなどの野菜をアピールしています。そんな黒田さんが農業の道に入ったのは、今から2年前。会社員から農業への道に進んだ理由、そして激変した肌環境についても伺いました。
『農家の孫まっち』のサイトを立ち上げたのは今から2年前。大学を卒業後、大阪で会社員として働いていましたが、祖母が暮らす淡路島にひとりで移住をしました。 「両親が2年後の定年退職後に淡路島の実家の農家を継ぐことが決まったことがきっかけです。農業って高齢化がとくに進んでいるので、インターネットを使えないおじいさん、おばあさんがたくさんいます。そこで、”自分に何かできないか“って思ってひらめいたのが、特産の玉ねぎやレタスなどネットで直接消費者に提供する通販サイトです。ただ、私は神戸で育っているので淡路島に知り合いがぜんぜんいなくて、そもそも取引をしてくれる農家さんを探すところから始めました。畑を見つけたら飛び込みで声をかけて取引をお願いしていましたね」
何とか数件農家と契約ができ、次は玉ねぎを大阪など都市部の飲食店に直接売り込みに行ったそうです。 「自分で営業をして何とか契約していただいた飲食店に軽自動車を走らせて届けています。安心・安全にこだわり、大切に作ってくれた野菜はお客様にとても喜んでもらっています。その方たちの笑顔をTikTokなどSNSにアップしているんですが、それを見た農家さんも大喜び。自分たちが一生懸命作った野菜を手にとり、食べている姿を見ることが励みになるそうです。それから、私自身も畑にでて農家さんのお手伝いをしています。実際に野菜を育て収穫することで、野菜の魅力をお客様に伝えることができますから」 『農家の孫まっち』は黒田さんひとりで活動しているので、やることが膨大です。 「1カ月に3トンほど玉ねぎを販売しているんですが、農家さんから届いたら手作業でひとつずつ皮をむいて丁寧に梱包しています。玉ねぎって重いので、なかなかの肉体労働でこたえますし、すべてひとりで作業しているので22時ぐらいまでかかってしまいます。 今はSNSの発信に力を入れていますが、今後は淡路島の魅力をもっとたくさんの人に広げたいと思っています。野菜もお肉もおいしいし、山も海もたくさんあって自然豊かな場所なので、海外に向けた観光ビジネスも興味があります」
農家さんのところに行ったり、軽自動車で大阪の飲食店に玉ねぎを届けたりと日中はほとんど外にいるそうです。 「今年の夏はとくに暑かったのでしんどかったですね。外にずっといるので汗をたくさんかいてしまうし、畑って直射日光がすごいので日差しの強さを実感しました。それに、運転していても日差しがたくさん入るので、容赦なく紫外線を浴びてしまいます。そのせいなのか、ここ2年でシミがすごく増えてしまいました。それと乾燥も気になっていますね。とくにどこの部位というよりも、顔全体がかさついています。また、野菜を洗ったりすることも多いので、乾燥やあかぎれなど手肌のトラブルも悩みです」
シミや乾燥を防ぐためのスキンケアについて尋ねると、かなりシンプルなお手入れでした。 「そんなに詳しくないですし、あれもこれも化粧品を使うタイプではないので、朝は化粧水と乳液、クリームをつけた後に、日焼け止めをしてメイクをします。気を付けているのは、紫外線から肌を守るために、外出先でもスプレータイプの日焼け止めをこまめに塗り直していることぐらいですね。夜のスキンケアは朝と同じアイテムを使っています。シミがとにかく増えてしまったので、ホワイトニングが期待できる化粧品を試しているところです」
黒田さんはDHCのリップクリームを長年愛用しているそうです。 「中学校の頃、唇の乾燥で悩んでいました。友だちのお母さんにDHCのリップクリームをすすめられたのがきっかけで、今もずっと使っています。いつもポケットに入れて、こまめに塗り直しています。だから、私にとって昔からDHCって頼りになる、信頼できるブランドなんですよね」
DHCの『SAVE SKIN PROJECT』についても賛同している黒田さん。 「働く女性のひとりとして、私たちの肌を応援してくれるなんてありがたいです。私もいただいたオリーブバージンオイルで保湿ケアを取り入れて、肌のモチベーションをキープしたいです! 肌の状態がいいと気持ちも前向きになるし、私の場合は嬉しくてTikTokのライブ配信もしちゃいますね。逆に肌の調子が悪いと、自信がなくなり、仕事もうまくいかないことも……。何となく肌のコンディションと仕事のモチベーションって比例しているような気がしています」 今後はスタッフも増やして、さらに活動の幅を広げていくのが目標です。 「もっとSNSで農家さんの活動を紹介していきたいですし、飲食店への売り込みもやっていきたいです。仕事はスピード感を大切にしているので、いろんなことにチャレンジしていきたいです。両親も応援してくれているので、力をあわせてこれからもがんばります」 まったくの異業種にひとりで飛び込んだ黒田さん。キラキラとした明るい笑顔と体当たりで挑む営業力と行動力で、新しい道を切り開いています。若い世代ならではのSNSを通して淡路島の農業を世界に広げています。
大学を卒業後、大阪市内で人材採用のコンサルタント会社に就職。両親が定年退職後に淡路島の農家の実家を継ぐことがきっかけとなり、先に自分が淡路島に返って農業について学び、何か親孝行したいという思いから会社を退職し神戸から移住。当初は自身も農家として野菜を作りたいと思っていたが、話を聞いているうちに従来通りの出荷の仕方だと利益が少ないことを知り、ネットが使えない高齢者の農家の力になりたいと通販サイト『農家の孫まっち』を開設。自ら農家と直接取引をし、通販サイトや関西の飲食店に軽自動車で配達している。
“たった一滴で、世界は変わる。” あらゆる職場でご活躍されている1万人の女性に向けて、『DHC オリーブバージンオイル』で乾燥などの肌トラブルからお肌をサポート。 仕事のモチベーションアップを応援するプロジェクトです。 コロナ禍を経て、働き方や環境は大きく変化しました。また、日常が戻るにつれて外出が増え、人との関わりも多様化し、 多くの方が肉体的、精神的な疲労を感じていらっしゃるのではないでしょうか。 さらに、近年の気候変動による急激な温度変化など、 季節の変わり目には乾燥をはじめとした肌トラブルが深刻化することも考えられます。 DHCでは、あらゆる職業で活躍されている1万人の女性に向けて、お肌のサポートを通じて、健やかなコンディションをキープし、楽しく、自分らしく働ける世の中の実現を応援していきます。